2017年10月1日日曜日

喜び 2

またまたなんと嬉しい話である。

本日高2の生徒が定期テスト前の英作文をかなりの量行った。
この生徒は中~高校英文法を4年間で終えているとても優秀な子なので、
出来て当然と言えば全く当然。


だが多くの英作文をいっぺんに解いたのは始めてなので、
不安で一問答え合わせするたびに『合ってる?』と聞いてくる。

私は普段合っている場合には何も言わない。合っていない時のみ、その箇所を指摘する。
何年も一緒にやっていてわかっているはずなのに『合ってる?』と聞いてくる。
それほど不安なのだ。


結果、ほぼノーミスで言うことが出来た。
これまで頭の中に取り入れてきた知識から、適切に取り出すことが出来たのだ。


彼に言った。
『君の言った英語は核になる部分で完全だ。安心して聞いていられる。
 その核がちゃんと言えないうちから、ヒラヒラと沢山表現を使い、
 英語がぐしゃぐしゃになっている人が沢山いる。
 表現の幅を持つことはあとでいい。それは増やそうとしなくても増えてくる。

 今日できたことは、英語を話す入り口に立ったのと同じこと。 

 英語を話すとは英語を自分の中から取り出してくること。
 そのためには一定量英語が正しく英語が入っていなければならない。
 暗記した文を沢山持っておく、こという意味では決してない。

 文法の構造および完全に使いこなす力、そこに表現を瞬時にのっけていく。
 まだ君は不安そうなので当面英作文をいっぱいやろう。

 問題集とかいらない。その辺のもの全部を英作の材料にすればいい。
 問題集がやっかいなのは正解が一個で、
 生徒は回答と同じでないと間違っていると思ってしまう。
 本来言い方はいくつもある。一個の正解なんて決まってない。
 そこは判断してあげるので、おばちゃんと一緒に英作文をやろう!!』

そこからついでに英語で彼に話してみた。若干ゆっくりめだが、ほぼほぼ普通に。
内容は今後の方針について。そしたら全部わかった。

彼に言った。
 『君はおばちゃん(私)と発音はやっていない(夏以降やり始めたばかり)。
  なので、今日君が聞き取れるのは100%文法力で聞いている。
  ディクテーションをしたらほぼ書けるだろう。
  君は音の細かいところは聞き取らなくても、
  英語はこういうものである、こういう言い方をする、ということを知っている。』

彼の友達でやたらめったら英語を話す子がいるらしい。帰国子女ではなく。
おそらく若い頃の私のように、とにかくバンバン喋るのだろう。喋ることに向いている。
 
彼はそうではない。
比較的無口でトツトツとゆっくり考えながら喋る。
英語で話す時もそれで良い。彼は彼なりで。
せっかく持っている英語を使わない手はない。

今後、英語で話す時間も授業に入れることにした。
授業内容は発音・英作文・会話 この3つ。
文法は全てクリア済み。長文は自分で出来ている。
 
このように受験のためだけでなく将来を見据えて学習出来るのも
高1までに全ての文法を終えてくれたおかげである。余裕がある。

本人も満足気。嬉しそうに笑って帰って行った。私も嬉しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿