2017年11月17日金曜日

Did she / Did you / and she / all sheなどの単語間の音のつなげ方/教材のご紹介

発音教材、小学5年生からの英語発音 Volume 41の販売を開始しました。
今回は「音と音のつなげ方 つっかかるケース(「チ」っぽくなるケース)」です。
Did she / Did you / and she / all sheを言うときに単語と単語の間で「チ」っぽい音が聞こえます。逆にそこが2つの単語にわかれてしまうと発音としては正しく出来ていないことになります。このレッスンではなぜこのような音が出るのかを解説しています。
また、疑問文でCouldの後にI, we, he, she, it, theyが続くときの間のつなげ方、Wouldの後のI, we, he, she, it, theyへのつなげ方にもちょっとしたコツがあり、これが出来るようになると変にひっかからずにスムーズに言えるようになり、楽に話せるようになります。

2017年10月31日火曜日

疑問文で語尾を上げられる? マクドナルド、コンフォータブルなど

以前にこちらの動画でマクドナルドの発音の仕方を解説しました。
これで肯定文のときは発音出来るのですが疑問文例えば、
Is it McDonald's? 
それはマクドナルドですか?
のときには語尾を上げる必要があります。このとき、どのタイミングで上げるべきかが掴みづらく難しく感じる方がいらっしゃるようです。同様のことは比較的長い音節の単語のときに起こりやすいようでマクドナルド以外にも
Is he Donald?
Is it comfortable?
などでも同様に難しく感じることがあるかもしれません。今回は動画でこれらの単語が疑問文で使われたときの言い方を解説します。

2017年10月24日火曜日

マジシャンの秋元正さんによる私の紹介動画

秋元さんは音感に頼り発音を身につけた方ではなく、膨大な練習と努力により身につけられた方です。歌手の人などは音の素養が高く、苦労することなく音を身につけることが出来ます(小川美潮さんの動画を見ていてもわかるように、ほぼ一瞬である程度の精度の音を出すことが出来ます)。

素養のある方はごく一部で、多くの方が苦労されることになるわけですが、彼は努力次第では教材だけで音をマスターすることが可能であることを実証してくれた素晴らしい見本です。

初めてお会いし時にビックリしたのは、当時に私が販売していた教材を全てマスターしており(現在の3分の1の量)、教材の中で述べている事も全て理解されていました。その日マジシャンであることにビビり断るつもりでしたが、この方を教えずして誰を教えるとお教えすることに決めました。その後動画の録画編集・HPや販売サイトの作成管理などを行ってお手伝い下さっています。

彼の素晴らしいところは、一度学んだ音は英語を話す時も崩壊しない程体の芯まで吸収されているところです。これって言うが易しで、普通はそこまで努力するのは厳しいものです。つまり慌てるとカタカナに戻ってしまいがちになる。なぜ彼がここまで身についているかというと、それにはマジシャンであるという彼の本職が大いに関係しているようです。ここでご本人に聞いてみましょう。


秋元さん
「マジックの練習をやっているとたった一つの動作に数週間から数ヶ月の練習を要することも少なくないので、そもそも練習に時間がかかることに慣れているというのはあると思います。慣れているから楽というわけではないですが、時間がかかるものだと受け止めています。その練習をどのようなつもりで行い、どこを目指せば良いかという練習の仕方が確立されているのは大きいかもしれません。
また、マジックでは、ある動作が出来るようになってもそれが気持ちの準備をして「今からやるぞ」と意識すれば出来るというレベルではまだ不十分で、身体が覚えていちいち最初にこうして、次にああして、と考えないでも動けるようにならないと演技の中で自然に見えるように使えるようになりません。発音も英語を話しているときに次にthの準備をして、次はrでと考えないと出来ないうちは話すことに集中できず、この点も共通点だと感じます。」

だそうです。ビックリでしょ?すごいですね!!(^^)


追記:今回のブログの内容に加え、FBにても秋元さんよりコメントいただきました。
併せて掲載しておきます。

「今にして思えばあの音の練習は大変だったと思える音もありますが、何かを習得する達成感で続いていたように思います。藤井さんによる、出来ないところからどうやって徐々に段階を経て出来るところまで持って行くかという練習方法が自分に合ってたのもあると感じます。

さて、発音が定着し、いちいち考えなくても音が出せるようになるとその分、話すのが楽になり、話している内容に集中出来るというのは当初は考えてもみなかった発見でした。

人が話しているときに手を動かすのは言葉の音的なリズムや抑揚に合わせて手が動くときと、意味に呼応して動くときがあります。自分の動画を見返してみるとHow good? Or how bad?のときに対比させるように手が動くとことか、focus onのときに手がそれっぽい動きをするとか意味に呼応して動く箇所があり、意識が音を作ることに持って行かれることなく、話の内容に集中できる余裕が出来たのだなと、そんなことを考えました。」 


2017年9月16日土曜日

Becauseの後で間を空けない。orderedのフラップT

今までにifの後whenの後で間を空けないようにという話をしてきましたが、Because it was raining, I oredered some pizza.などを言うときのBecauseのあともifの文と同様間を空けがちです。その方が言いやすい、Becauseの文を言っている気持ちになれるなど理由があると思いますが言いたいことのメインとなる表現はその先にある場合がほとんどでBecauseのあとに間を空けずに言えるようになると気持ちと英語が一致しやすくなります。
またorderedを言うときのdはアメリカ英語においてはフラップTを使うことが少なくありません。これに関しても解説しています。そして、ordered someのつながり、dとsのところではツのような音が形成されます。このつながりに関しては発音教材のVol. 39で詳しく解説しています。


2017年9月15日金曜日

優秀なビジネスマンであっても

 今、朝、出勤前のビジネスマンの方の授業を行っている。朝7:30からなのでかなりキツイが、出勤前にやるというのも良いアイデアと思う。普通週1回2時間のところを、月~金の早朝に1時間・週末に1時間と小分けにしてレッスンする。

 この方は、3月ぐらいに突然アメリカ(LA)から連絡があり、現在まだLAで仕事をしているが、もうすぐ帰国するので、帰国したら”すぐ”にみてほしい、つまり授業を行ってほしいというお願いをしてきた。そして帰国後連絡をもらうのだが、帰国直後からという急ぎぶりが印象的であった。

 理由をきくと、LAで仕事で日本から送られ2年間ずっと向こうにいて、最初は全く喋れず大変であったとのこと。しかしながら仕事のプレッシャーと責任、また現地で日本語話す機会もゼロ・2年間帰国は1回、などの状況もあり、喋れるようになった、、、、が、、、、じゃあ良いではないか?という話なのだが、実際には発音で多くのご苦労をされたとのこと。

 自分は相手が言っていることは全てわかっているのに、『こんな奴を担当につけて良いのか』『本当に意味がわかっているのか』など、失礼な発言を目の前で受けることたびたび。自分に言うというより、他に向かって、『こいつは大丈夫か』と言われてしまう状況であったとのこと。自分が英語がわかっているのに、わかっていないように相手には受け取られてしまう。そのような状況もあり、自分なりに現地で発音の本を書い勉強はしてみたが、どうもしっくり来ない。それで習いに来たいというのだ。

 2年前のTOEICのスコアが840あたり、帰国後940。しかしいくらTOEICのスコアが上がっても、発音となると全くわからないのが現状である。急遽レッスンを始めることになり、現在その方の早朝授業を行っている。
 
状態は改善はしつつあるが、本当に易しいレベルの簡単な単語の発音すら、自分が言えない音が多く有り難しいことがわかり、真剣に日々取り組んでいる。

 ちなみに本日行ったのが、children /These children are from Tokyo. / Are Emi and Nancy sisters? / Those girls and I are very busy on Sundays. / She's our English teacher. / softly / friendly など。これらの音の中にどれだけの気付きがあることか、、、ほとんどの日本人の方は気づいていない。特に最期のsofty, friendly は難関中の難関である。自分は英語が出来ている、とたかをくくらず、音に関しては全く別物と、真摯に学習して欲しい。

2017年9月8日金曜日

whenの後で間を空けない。startedのフラップT

前回はifで始まる文を言うときにifの後で間を空けないようにという話をしましたが、今回は同様のことがおこりがちなwhenについてです。例えば、
When I went out, it started to rain.
などを言うときのWhenのあともifの文と同様間を空けがちです。その方が言いやすい、whenの文を言っている気持ちになれるなど理由があると思いますが本当に言いたいことはその先にある場合がほとんどでwhenのあとに間を空けずに言えるようになると気持ちと英語が一致しやすくなります。

またstartedを言うときのtはアメリカ英語においてはフラップTを使うことが少なくありません。これに関しても解説しています。


2017年8月22日火曜日

Ifのあとで間を空けない、won'tとwantの発音の違い

If で始まる文を言うとき、例えば
If it's raining tomorrow, I won't go out.
と言うときにifのあとに間を空けがちです。これにはIfだけ独立させておく方が、相手にもIfであることが伝わりやすいのではないかという思いや、自分自身が次に文章を言う前に気持ちの準備が出来るなど様々な理由があると思います。
しかし、実際には多くの場合、Ifのあとは間を空けずにそのまま次に進むべきで、そうすることで聞き手にも聞きやすくなります。また話し手の気持ちとしても、上の文の例で言うと言いたいことはrainingなわけですからIf it’sに時間を取ってしまうとなかなか肝心の言葉に到達しないもどかしさが生じますが、Ifのあとを空けずに一気にrainingまで到達できるようになれば話すときの気持ちと言葉が一致しやすくなります。

また、動画内ではwill notの短縮形であるwon'tとwantの発音の違いも解説しています。


2017年7月31日月曜日

音と音のつなげ方 [t][d]の後の[s][z]

前回までで個々の音の学習を終えましたので、今回のボリューム以降は音と音のつなげ方をメインに解説します。つながりがわかることで聞き取りやイントネーションが向上します。
itselfや文章でI met some people. と言うときtとsのつながりとのころで「ツ」のような音が聞こえます。これを発音するときにそれぞれの音をはっきり出そうとすると口の動きが忙しくなりますし、最初からカタカナの「ツ」を狙って出すのも正しい音が出ない可能性がありますし、そもそもそこにあるのはあくまでもtとsですのでそれを意識する必要があります。
このレッスンでは[t][d]の後に[s][z]があるときにどのように音を出したら良いか、その練習方法を解説しています。出来ていなくても伝わる英語を話すことは可能ですが、このような細かいところが出来るようになると話しやすくなります。

2017年6月10日土曜日

lの発音パート5 sleep, little, athletic, など

注意深くsleepの音を聞くとsからlに行くときに小さな破裂音のような音が聞こえます。正しく音を作った際にはこの音は聞こえるべき音なのですが、では、なぜこのような音が発生するのかを解説しています。
そして、その音の応用としてlittle, sadlyなどのようにtやdのあとにlが来る際の発音の仕方も解説しています。これはtやdを発音するときに一度舌先が口の天井から外れてしまうと、やや忙しくなってしまうので、では、どのようにして楽に発音するのかという話なのですが単語だけでなく、
I'd like to 〜
のように文章、つまり単語と単語のつながりの部分でも必要になる方法です。
また、athleticのようにthの後にlが来る際にはthの音を出すために下を歯の間から抜いてしまうと、次のlに行くのがまた大変になってしまいます。このときの方法も解説しています。こちらもまた
Mr Smith learned it.
のように文章にも重要になる方法です。

file:///C:/Users/user/Google%20ドライブ/Atchan/Volume38(Lesson79)/Vol38.pdf





2017年5月23日火曜日

lの発音パート4 girl, Carlの発音、他

girlの実際の音はカタカナで書く「ガール」とは聞こえず、もう少し「ガーラ」とか「ガーロ」に近い音に聞こえると思います。では、実際にこの単語の最後に聞こえる音はどのように出ているのか? を、今回は解説しています。これによって同種のcurl, pearlが発音出来るようになります。タイミングは異なるのですがearlyやworldなどは同じ口の動きをしますので、これについても解説しています。
また、Carl(男性の名)の音の解説も行っていますが、これは同じく今回学習するcurlとの違いも解説しています。
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2017年5月6日土曜日

生徒さんからの日本語と英語による藤井Atchan紹介スピーチ

生徒さんの一人から動画によるコメントを頂きました。藤井 Atchanがどんな先生かを語っていただいてます。レッスンでは文法を学び、現在は発音をやっています。そして最近受けたTOEICでは、特にTOEICのための勉強をすることなしに905点だったそうです。
動画では最初に日本語、次に英語で話していただいています。是非最後までご覧下さい。


2017年4月23日日曜日

Lの発音 パート3 語尾のLは消えない、他

apple, peopleなど語尾にlが来るとカタカナ発音ではアポー、ピーポーと言うことがありますが実際はlは発音上消えているわけでなくしっかり存在しています。
またscloolなどのときにスクーォルのように聞こえることがありますがこのように直接lに行かずに遠回りする感覚が必要になることが往々にして起こります。今回のレッスンでは語尾の音がLで終わる場合の様々な発音パターンを、この遠回りする音の現象が起こる場合、起こらない場合の条件も含めて解説しています。
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2017年3月28日火曜日

Lの発音 パート2 後ろに母音を付けない場合

DL Marketでの発音教材 Vol. 35 の販売を開始しました。
前回のVol. 34 ではLの基本の出し方と後ろに母音が付く場合の音の出し方を学びましたが、今回は後ろに母音が付かない場合の音の出し方を解説しています。
例えばcoldを発音するときlからdに行く際に舌の動きはどうするべきなのか?ではchildrenやhelpのときはどうでしょうか? 舌や口の動きを忙しく感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。また動かしすぎることで余分な音が出てしまうこともあり得ます。是非この解説でlの正しい音の出し方をマスターして下さい。
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2017年3月26日日曜日

言えそうで言えない英単語:クロワッサン、アルコール、マンハッタンなど

すでに日本語として定着している英単語は色々ありますが、中にはカタカナで書かれている表記とは本来の英語の発音が違っているものが少なくありません。このビデオではクロワッサン、ツイッター、ヴィールス、アルコール、マンハッタン、ホワイト・レディーの英語発音を解説しています。
日常的に日本語として使っている言葉は英語を話すときもついカタカナ表記に引っ張られてしまいがちになります。またはカタカナなのだからそれなりに英語発音に近く、カタカナ読みしても伝わるに違いないと考えている方もいらっしゃるかもしれません。このビデオで実際の音を確認してみてください。

2017年3月17日金曜日

Lの発音 パート1 基本の出し方、[l]に母音をつけた場合

DL Marketでの発音教材、Vol.34を販売開始しました。
Lesson 74では日本人にとって難しいとされる音の一つ、Lの音の解説パート1です。
まずはスタートの舌の位置を丁寧に開設しています。この位置が間違っている方が少なくありませんのでこの機会に正しい位置をマスターしてください。間違った位置でも似た音が出ることもありますが、後に単語、文章へと発展させたときにスムーズに話せなくなってしまいます。
また、love, luckyなどlのうしろに母音がついた場合の音の出し方を解説しています。日本語の「ラブ」「ラッキー」よりも英語は弾んだ感じで聞こえるのですが、どうやってこの弾んだ感じを出すかの練習です。
そして、LとRの聞き取り練習も入れてあります。lとrをしっかりと発音し分けられるだけでなく聞き分けられるよう練習してみてください。
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2017年2月15日水曜日

th パート4 strength, sixthなど様々なコツ、monthsなど後ろにsが付く場合など

thの解説は今回で最後です。

Lesson 72では語尾にthがあるときに最後に舌を外す方法を解説しています。またstrength、depth、sixth、tenthのように手前の子音によってそれに続くthの音を出すのが難しく感じられるであろう場合のコツを解説しています。

Lesson 73ではmonthsのようにthの後ろにsが来る際の発音方法を解説しています。さらにthとは関係がない単語ですがcloseは「近い」という意味で使うときと「閉じる」という意味で使うときで発音が異なります。これについて解説しています。

thはどれくらいハッキリと音を出すべきなのか、またはどれくらい小さい音でも認識してもらえるのかの感覚が慣れないとなかなか掴みづらいと思います。是非この機会にマスターして下さい。
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2017年1月17日火曜日

th パート3 語尾のth〜舌を外さない方法(様々なコツ)、語尾の無声音th〜舌をはずす方法

今回はthの3回目です。まずはLesson 70で序数の語尾についてを解説しています。例えば「50番目の」を意味するfiftiethは発音記号を見ると[fiftiiθ]と書いてありますがこれをフィフティース(最後のスはth)のようにティーと単に音を伸ばすだけだと実際とは違う音になってしまいます。ではどうすれば良いかをまず解説しています。
また、次にwith two cupsやbirthdayなどのようにthの後にtやdがあるときにどうやって音を出すかを解説しています。これらは正しいやり方で音を出さないとかなり忙しいことになってしまったり、さらには通じづらい音になってしまう可能性があります。
そしてLesson 71では語尾のthの舌をはずす方法を解説しています。Lesson 69で練習した舌をはずさない方法で発音しても通じる音なのですが、thがthとして伝わる音の範囲を知り、どうして人、場合によって聞こえ方が異なるのかを理解することは英語を話すことにも聞くことにも助けになると思います。
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これまでの経緯

【平成28年 (2016年)】 ◆9月 6日◆  A夫訪れ、直後A妻がバラバラに訪れた。 将登(まさとう)、タバコのサンプルを渡す。将登が換気扇の下で実験を行うが、A家族3名は臭いを確認できず。 ◆9月22日◆                              ...