発音教材、小学5年生からの英語発音 Volume 41の販売を開始しました。
今回は「音と音のつなげ方 つっかかるケース(「チ」っぽくなるケース)」です。
Did she / Did you / and she / all sheを言うときに単語と単語の間で「チ」っぽい音が聞こえます。逆にそこが2つの単語にわかれてしまうと発音としては正しく出来ていないことになります。このレッスンではなぜこのような音が出るのかを解説しています。
また、疑問文でCouldの後にI, we, he, she, it, theyが続くときの間のつなげ方、Wouldの後のI, we, he, she, it, theyへのつなげ方にもちょっとしたコツがあり、これが出来るようになると変にひっかからずにスムーズに言えるようになり、楽に話せるようになります。
これで肯定文のときは発音出来るのですが疑問文例えば、
Is it McDonald's?
それはマクドナルドですか?
のときには語尾を上げる必要があります。このとき、どのタイミングで上げるべきかが掴みづらく難しく感じる方がいらっしゃるようです。同様のことは比較的長い音節の単語のときに起こりやすいようでマクドナルド以外にも
Is he Donald?
Is it comfortable?
などでも同様に難しく感じることがあるかもしれません。今回は動画でこれらの単語が疑問文で使われたときの言い方を解説します。
人が話しているときに手を動かすのは言葉の音的なリズムや抑揚に合わせて手が動くときと、意味に呼応して動くときがあります。自分の動画を見返してみるとHow good? Or how bad?のときに対比させるように手が動くとことか、focus onのときに手がそれっぽい動きをするとか意味に呼応して動く箇所があり、意識が音を作ることに持って行かれることなく、話の内容に集中できる余裕が出来たのだなと、そんなことを考えました。」
今までにifの後やwhenの後で間を空けないようにという話をしてきましたが、Because it was raining, I oredered some pizza.などを言うときのBecauseのあともifの文と同様間を空けがちです。その方が言いやすい、Becauseの文を言っている気持ちになれるなど理由があると思いますが言いたいことのメインとなる表現はその先にある場合がほとんどでBecauseのあとに間を空けずに言えるようになると気持ちと英語が一致しやすくなります。
またorderedを言うときのdはアメリカ英語においてはフラップTを使うことが少なくありません。これに関しても解説しています。そして、ordered someのつながり、dとsのところではツのような音が形成されます。このつながりに関しては発音教材のVol. 39で詳しく解説しています。
ちなみに本日行ったのが、children /These children are from Tokyo. / Are Emi and Nancy sisters? / Those girls and I are very busy on Sundays. /
She's our English teacher. / softly / friendly など。これらの音の中にどれだけの気付きがあることか、、、ほとんどの日本人の方は気づいていない。特に最期のsofty, friendly は難関中の難関である。自分は英語が出来ている、とたかをくくらず、音に関しては全く別物と、真摯に学習して欲しい。
前回はifで始まる文を言うときにifの後で間を空けないようにという話をしましたが、今回は同様のことがおこりがちなwhenについてです。例えば、
When I went out, it started to rain.
などを言うときのWhenのあともifの文と同様間を空けがちです。その方が言いやすい、whenの文を言っている気持ちになれるなど理由があると思いますが本当に言いたいことはその先にある場合がほとんどでwhenのあとに間を空けずに言えるようになると気持ちと英語が一致しやすくなります。
If で始まる文を言うとき、例えば
If it's raining tomorrow, I won't go out.
と言うときにifのあとに間を空けがちです。これにはIfだけ独立させておく方が、相手にもIfであることが伝わりやすいのではないかという思いや、自分自身が次に文章を言う前に気持ちの準備が出来るなど様々な理由があると思います。
しかし、実際には多くの場合、Ifのあとは間を空けずにそのまま次に進むべきで、そうすることで聞き手にも聞きやすくなります。また話し手の気持ちとしても、上の文の例で言うと言いたいことはrainingなわけですからIf it’sに時間を取ってしまうとなかなか肝心の言葉に到達しないもどかしさが生じますが、Ifのあとを空けずに一気にrainingまで到達できるようになれば話すときの気持ちと言葉が一致しやすくなります。
前回までで個々の音の学習を終えましたので、今回のボリューム以降は音と音のつなげ方をメインに解説します。つながりがわかることで聞き取りやイントネーションが向上します。
itselfや文章でI met some people. と言うときtとsのつながりとのころで「ツ」のような音が聞こえます。これを発音するときにそれぞれの音をはっきり出そうとすると口の動きが忙しくなりますし、最初からカタカナの「ツ」を狙って出すのも正しい音が出ない可能性がありますし、そもそもそこにあるのはあくまでもtとsですのでそれを意識する必要があります。
このレッスンでは[t][d]の後に[s][z]があるときにどのように音を出したら良いか、その練習方法を解説しています。出来ていなくても伝わる英語を話すことは可能ですが、このような細かいところが出来るようになると話しやすくなります。
注意深くsleepの音を聞くとsからlに行くときに小さな破裂音のような音が聞こえます。正しく音を作った際にはこの音は聞こえるべき音なのですが、では、なぜこのような音が発生するのかを解説しています。
そして、その音の応用としてlittle, sadlyなどのようにtやdのあとにlが来る際の発音の仕方も解説しています。これはtやdを発音するときに一度舌先が口の天井から外れてしまうと、やや忙しくなってしまうので、では、どのようにして楽に発音するのかという話なのですが単語だけでなく、
I'd like to 〜
のように文章、つまり単語と単語のつながりの部分でも必要になる方法です。
また、athleticのようにthの後にlが来る際にはthの音を出すために下を歯の間から抜いてしまうと、次のlに行くのがまた大変になってしまいます。このときの方法も解説しています。こちらもまた
Mr Smith learned it.
のように文章にも重要になる方法です。